いいじゃん、適当で。 -厨二病末期患者がお送りするおバカなブログ-

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土方誕生日記念短編 *望むもの*

なんとか時間ができたのでトシのハピバ小説をうpしたいと思います!!
ヒロインの名前は“紅紀(くのり)”です。ではどうぞ。

_______________________________________

不器用でも

それでも笑ってくれる人がいる



*望むもの*

『キャーーー!!』
ドカンッッ
台所で結構大きな爆発音が聞こえた。何の音かと思えばそれは台所のオーブンが爆発した音。
『またやっちゃった…』
さいわい、紅紀に怪我はないものの、台所は悲惨な状態に陥っている。
何をやっていたのかといえば、今日は紅紀にとって大切な日にするとっておきのイベントでもいうべきであろうか。
今日は5月5日。紅紀の大好きな人、彼氏の土方十四郎の誕生日だ。
こういうときに台所にいるといことは理由が限られる。
そう、誕生日ケーキを作っている真っ最中だった。
昨日まで何をあげようかと悩んだ挙句選んだのが手作りケーキ。
土方は今日仕事らしく、夜に紅紀の部屋に行くという約束だけして仕事に向かう。その間にケーキを作ろうと内緒で計画していたのだ。
だが、↑の通り、紅紀は不器用で料理が上手くできない。先程の爆発を聞く前にも何度か同じ事を繰り返していた。
『めげるもんですか!!まだ時間はあるんだし、頑張っておいしいのつくらないと!!』
あくまでポジティブに、あきらめずにもう一度はじめからケーキを作り直す。


夕方、日が沈みかけているころ、
『できたァーー!!』
ようやく上手くできあがったようだ。だがしかし、安心するのはまだ早い。
『あとは……(汗)』
そう、この散らかった台所を片付けなければならないということ。
土方との約束の時間はあと2時間ほど。その間に急いで片付けなければならない。
2時間なら余裕だと思うかもしれないが、紅紀にとっては短すぎであった。
ただでさえ料理で不器用であるのにこういうところでも不器用さを存分に発揮する。過去に何度か皿を割ったことがあり、その様子を見ていた土方はその年の紅紀の誕生日にプラスチックの食器をプレゼントしたくらいだ。
片付けに相当な時間がかかる。
ガシャーーン  ガラガラガラ ジャーーー
いろんな音が飛び交っている。中には紅紀の悲鳴らしき音も聴こえた。
『うぅ…片付けてるはずなのに…』
いっこうに片付かないようにも見えて仕方がない。そうこうしてる間に1時間経った。

土方との約束の時間の少し前に漸く片付け終えることができた紅紀はボロボロな身体を洗いに浴室へ。
キレイさっぱりしたところでお気に入りの着物を取り出して着る。そしてかわいくおめかしして土方がくるのをまだかまだかと待っていた。
しかし、約束の時間になっても一向に来ない。ワクワクしていた気持ちも少しずつ不安に変わっていく。何かあったのではないか、と。
少し待っているといきなり自身の携帯が鳴る。画面に写るのは土方の名前。嬉しくなって即座に電話に出た。
『土方さん!!』
《悪ィ、まだ仕事の片がつけれねェんだ。終わったらすぐ行くからもう少し待っててくれるか?》
待っていた言葉とは裏腹に告げられる言葉。信じられなくて何も返事することができなかった。
《紅紀?大丈夫か?》
『うへっ!?あっ!あぁ、ウン!!大丈夫大丈夫!仕事だもん。全然平気だよ!!終わったら絶対来てね!!』
《ああ。すまねーな》
『謝ることなんかないよ!!お仕事、頑張ってね…』
それだけ言うとプツンと電話が切れた。

『仕事…か……』
土方が忙しいのは百も承知だった。それでも、一生懸命つくったこのケーキも、おめかしも、全部無駄になって、一人舞い上がっていたのがすごく疎ましく思った。
『もったいないから全部私が食べちゃお!!』
自棄になって冷蔵庫に保管しておいたケーキを取り出し、テーブルに持っていくと一人で食べ始める。
『私なりには結構美味しくできたほうじゃない!!』
そう自分で自分を元気付けるように褒めたてながら笑って次々に口に入れていく。
でも、じきに動かす手が遅くなる。口の前にフォークを持っていくが、直前で止まってそれ以上進まなかった。
お腹が一杯になったわけではない。だがもう口に進めることが出来なかった。

溢れてくるのは我慢していた感情。
ずっとずっと楽しみにしていた、頑張ってきたことがアッサリとオジャンになってしまったことより、土方に今日会えないことがすごく悲しかった。
彼は仕事柄、すごく忙しくてなかなか会うことは出来なかった。今日は久しぶりに会えるということで余計に気合が入っていた。年に一度しかないこの大切な日に会えることがすごく楽しみにしていた。
だからこそ、余計に悲しくなった。
『うぅ…ッ、ひっく……土方さ…』
ケーキにポタポタと涙が落ちていく。それでも止めることが出来なくてどんどん溢れ出てくる。
『土方…さん……ウグッ…』
「なんだよ」
後ろから思いもよらない声が聞こえバッと振り向く。するとそいつは紅紀が持っていたフォークを紅紀の腕ごと持ち上げケーキを口の中に入れる。
『ひ…土方さ…』
「ん…。上手ェじゃねーか」
口周りについた生クリームを舌でキレイに舐めとり、紅紀を見つめて優しく微笑む。
「悪かったな、待たせちまって。おまけに泣かせちまったなんてな」
『えっ…いや、そんなことないよ!!土方さんが来てくれて…それっ…だ・・で…』
喋りだせば余計涙が溢れ出て上手く言葉を発せない。そんな紅紀を土方は優しく抱きしめる。
「悪かったな、我慢させて。あの後なんとか近藤さんに掛け合って終わらせてきたんだ」
『ごめん…。私の…ため…にっ…。ホントは…すんごい嫌で…でもっ…仕事…邪魔したく…なっ…から……』
「オメーはウソつくのが下手くそな奴だからな。あんなもん、やせ我慢してるくらい電話越しでもわかるぜ」
優しく囁く言葉は紅紀にとってなによりの励みになった。そして今自分の目の前にいること。それがすごく嬉しかった。
「紅紀、顔上げろ」
『えっ!!ダメだよ!!今…私の顔…』
「いいから上げやがれ」
土方にそういわれると黙ってゆっくり顔を上げる。するといきなり口を塞がれた。
『ん…』
唇が離れれば紅紀は顔を真っ赤に染める。その様子を楽しむかのように微笑む土方。そしてもう一度強く抱きしめる。
「愛してる」
『!!///うん…』
紅紀も答えるように抱きしめ返した。
「ケーキ…食ってもいいか?」
『もちろん!!』

この人がいるだけで
それだけで幸せになれる

いつまでも
一緒に



望むもの
それはあなた

「マヨネーズよこせ」
『やっぱりそこは抜かせないのね』
「当たりめェだろ!!マヨがねーとケーキなんて呼べねェだろーが!!」
『いや!!その思考の方がおかしいから!!』
「おかしくなんかねーよ!」
『充分おかしいよ!!』
「………」『………』
『プッ』「フッ」
「『アハハハハハ!!』」
やっぱりこの時間が好きだ





☆あとがき☆
HAPPY VIRTHDAY TO トシ
当日にうpできたので何よりです。まぁ中身は超→グダグダですけどね(-_-|||)
なんかね、『やる気なかったらグダグダ座談会でも開いてごまかすか』的なことまで考えてました(笑)
相変わらずトシの扱いが酷いです(笑)まぁそういうキャラだからね、トシは。
↑これはウチの周りでのことです。トシが嫌いな訳でもバカにしてる訳でもないです。ただ楽しいんです!☆(≧▽≦)☆!←サイテー
てかね、トシの扱いが酷くなるのはウチの友達にトシ好きの人がいて、その人をいじるネタとしてトシがいるみたいな(笑)←それも充分サイテー
まぁまぁ、何はともあれ、
トシ 誕生日おめでとう!!←はぐらかした
後ほど真撰組メンバーでトシを祝おう会を開きますんでお楽しみに(・ω・)ノこちらになります。→【トシを祝おう会】

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コメント
No title
土方の誕生日が恭弥と一緒で恭弥にしか目が行ってなかったあたし...( ̄◇ ̄;)

ごめん、土方や...
そして...

おめでとーーーーッ(>_<)‼

(あ、神威さんのハピバは是非あたしにリクさせてェェッ‼)
↑気が早い( ̄◇ ̄;)
2010/05/05(水) 20:30 | URL | 腐女子。さん #-[ 編集]
Re: No title
雲雀さんもお誕生日おめでとう!!

いろいろ5月5日に誕生日の人って多いですね(笑)
でもウチの場合は銀魂キャラぐらいしかわかんないけど(笑)

もちろんOKですぜィ(o^-')b
ちょうどどんなの書こうかと悩んでましてσ(^◇^;)。。。
どんな感じでも良いですよ!!
名前リクもOKデス!☆(≧▽≦)☆!
気軽にどうぞ!!
2010/05/05(水) 20:46 | URL | 空雲星月 #-[ 編集]
No title
やったァァァァァァァァッ☆(>_<)☆
嬉しいですッ♪(v^_^)vじゃあじゃあ...♡

ヒロインちゃんが、神威さんの誕生日を忘れちゃってて(^_^;)
(あ、お仕事が忙しくてね(>_<)完璧に忘れたわけじゃあないよ)
神威さんがちょっと拗ねるけど、内緒にしてただけで、ヒロインちゃんは実はプレゼントを用意してたり...みたいな感じで‼
甘々に書いちゃってください(>_<)♡


2010/05/05(水) 21:37 | URL | 腐女子。さん #-[ 編集]
Re: No title
が…頑張ります{{{{(+_+)}}}}
ちょっとでもご満足していただけるように…(汗)
甘々か…
大丈夫だろうか…|||(-_-;)||||||
あっ、ちゃんと書くんで心配しないでね!!ただし、低クオリティ、グダグダとかそこら辺はもうちゃんと承知していてくださいo(><;)(;><)oよろしくです(汗)
ヒロインちゃんって前回のキャラと同じですか?それともまた別で全く接点なし設定?そこら辺考えてたら教えてくださいm(_ _)m
2010/05/05(水) 23:06 | URL | 空雲星月 #-[ 編集]
No title
あー...んとー...うん、じゃあ、一緒で‼

だいたい、自分の小説がちゃんと書けないよーなあたしが、人の書いた小説にケチ付けられません...( ̄◇ ̄;)

あたしは星月さんの小説が好きなんさァ♡(>_<)
しかも、あたしのが低クオリティー...(-_-;)
2010/05/06(木) 21:13 | URL | 腐女子。さん #-[ 編集]
Re: No title
そんなことないよ!!
大丈夫!自信持ちなって!☆(≧▽≦)☆!ヘボヘボ小説しかかけないウチが言ってるんやし(笑)

それじゃ、神威の誕生日、6月1日まで 楽しみに待っててください!!
決して期待はしないでくださいオロオロ(゚ロ゚;))((;゚ロ゚)オロオロ
『楽しみにする』のと『期待する』のとは違うから!!ここ重要!!!テストに出るから!!

おあとがよろしいようで(笑)
2010/05/06(木) 22:48 | URL | 空雲星月 #-[ 編集]
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Author:空雲星月
バカな高二になりましたorz
リアルに何も求めることができてない超→二次元っ子です。
MAINは銀魂。最近はBASARA絶賛ド嵌り中!!
LIKE(character)
銀魂→坂田銀時、高杉晋助、土方十四郎、沖田総悟
BASARA→猿飛佐助、伊達政宗、真田幸村、石田三成、片倉小十郎
LIKE(voice actor)
男性→杉田智和、中井和哉、子安武人、森川智之、保志総一郎、森田成一、関智一、...etc
女性→釘宮理恵、能登麻美子、...etc.
感想・夢小説・声優・音楽…etc.
ほぼ100%あっち系の話です。
管理人多忙のため超→亀更新ですm(_ _)m

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