いいじゃん、適当で。 -厨二病末期患者がお送りするおバカなブログ-

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短編 土方寄り

今回は土方 十四郎寄りの短編になっております。
ヒロインの名前は“夏弥”です。どうぞ。




いつもいつも仕事熱心で

いつもいつも仲間を想って

いつもいつも死と隣り合わせな危険に巻き込まれて

それでも最後には私の隣で笑ってくれる
すこし不器用な人



*ワタシの全て*

「んじゃ、乾杯!!」
「オオォォ!!」
今日の真撰組は隊員全員でドンチャン騒ぎまくっている。
無理もない。今日は大仕事をやっとこさ片付けられ、久しぶりのゆったりとした時間なのだから。
局長である近藤はいきなり酒におぼれ、服を脱ぎ始める。他の隊士らも酒がスッカリ入ってしまっているようで、バカをやっている局長をやんややんやと煽っている。
そんな中、一番隊隊長の沖田はその騒ぎに乗らず、未成年なが静かに酒を飲んでいた。

厨房からは真撰組の家政婦的存在である夏弥がクスクスと笑っていた。
「そんなに面白いですかィ?」
笑っているのに気付いた沖田は夏弥に近寄り、そう話しかけた。
『ハイ。ここ数日、皆さんがいなくて屯所内はとても静かでしたから…』
コレくらい騒がしい方が面白いと笑いながら話した。その表情はいたって柔らかで、沖田も見飽きず、ずっと夏弥の笑顔を見つめていた。
それに気付いた夏弥は『私の顔に何かついてます?』と問うたので、「かわいかったからずっと眺めてただけでさァ」と軽くふざけたつもりで言った。しかし、本人にとっては少し本気の言葉でもあった。
夏弥はその言葉に軽く頬を染めるが、『また冗談を』とサラリと受け流された。
―当たり前か。
夏弥には男がいる。俺がもっとも気に食わねェ野郎だ…。今すぐぶっ殺してェくれェだ

夏弥の反応に少し苛立ちを覚えるが、じっと見つめてくる夏弥の目にはどうしても勝てなかった。
「夏弥ちゃぁ~ん、お酒頼むわ~」
でれんでれんに酔っても尚、お酒の追加を要求する近藤。『まったく』と吐きながらも素直にお酒を取りに行った。
『沖田さんもまだ飲みます?』
「ああ、頼まァ」
『ハイ』
ニッコリ笑ったその笑顔は、何度見ても惚れ直すもの。彼女の周りだけ、まるで太陽が照っているかのように思えた。

沖田に酒を注いだ後、近藤の方にも注ぎに行く。
近藤に注ぎ終わった後、少し不振な動きを見せた。誰かを探しているかのように辺りを見回す。
「どうしたの?夏弥ちゃん」
そう問えば『あの…十四郎は…?』と聞き返す。
「ああ、トシか。奴ならまだ仕事の整理でもしてるんじゃないのか?」
鬼の副長こと土方 十四郎。仕事熱心な彼は決して仕事を中途半端に終わらせない。きちんと終わらせるまで飲みには来ない男だった。
『そうですか…』
少し切なそうな顔をする夏弥。その顔を見た近藤は笑ってこう夏弥に注げた。
「まだアイツは飯もろくに食ってねェ。夏弥ちゃん、悪いが奴に持っていってくれんか」
『えっ…、あ…ハイ!!』
最初は戸惑ったものの、喜んでと言わんばかりのハキハキとした返事をした。それを見て「うむ」と近藤も顔がほころぶ。
流石は真選組局長といったものだ。隊士はもちろん、真撰組にいる者全ての気持ちを分かってくれる、優しい心の持ち主だ。夏弥はいつも近藤に感謝していた。いつも自分が土方がいなくて不安になると慰めてくれる。そんな局長がいて嬉しく思っていた。
沖田からは少し不服な面もあった。自分の好きな女が自分の一番嫌いな野郎のことを好きでいることに。夏弥の口から奴の名が出されることが気に食わなかった。だが、自分では夏弥を自分のものにはできない。心底奴に惚れているのだから。だから必ず、酒でこの気持ちを流していたのだった。


土方用のご飯が用意できると、少し嬉しそうに土方の部屋へと運んでいった。
お盆を床に置いて軽くドアをノックする。すると土方から「おお」と返事が来たのでそっと開け、中に入った。
『あの…十四郎…、まだろくにご飯食べてないって言うから…その…』
夏弥は照れくさそうに話す。その声を聞くと作業をやめて振り向いた。
「ああ。すまねーな、わざわざ。」
吸っていた煙草の火を消すとゆっくり立ち上がり、夏弥に近寄る。
『あっ、まだお仕事終わっていないんならま…』
言葉を言い終える前に土方の口で塞がれた。そっと離すと
「もう終わるから別にいい。それに…」
少し言葉を詰まらせる。よく顔を見てみれば、顔が赤く染まっていた。
「お前がせっかく作ってきてくれたモン…冷めちまったら勿体ねーだろ…///」
照れくさそうにそういった。
その顔がなんだかかわいくて、夏弥は自分から土方にキスをする。
『ありがとう、十四郎』
そういって笑った。
その笑顔がたまらなくかわいく感じている土方。他人から見ればどこをどう見てもバカップルとしか思えない。

ご飯を全てたいらげると、再び机に戻る。少し寂しい気もするが、これは仕方がないこと。彼の邪魔は決してしたくないと思う夏弥。食べ終えた皿を戻してこようと立ち上がると急に腕を掴まれた。
『!?十四郎!!?』
グイッと引っ張って座らせると力を込めて抱きしめた。その締め付けと比例するように夏弥の鼓動も高まる。
「まだ足んねー」
『へっ?』
「こっちは連日の仕事で疲れてんだ。もっとお前を感じてェ」
恥ずかしさがこみ上げてくる。土方は愛情表現が上手くない。だからこうやってでしか表現できない。でも、夏弥にとっては十分すぎる程だ。
『ずっと…あなたの傍にいるよ…。』

わたしはアナタの傍で笑っている。それがあなたにできる唯一のことだと思ってるから。


ワタシの全て

カタッ
2人がキスしているとドアの方から物音が聞こえた。不振に思った土方は静かに立ち上がり、ドアへと歩み寄る。そして
スパン
思いっきりドアを開けた。そこには
「「「おわァァァァ」」」
何人もの隊士が覗き見していた。
「テメーら…いい度胸じゃねーか…。全員しょっぴいてやる…(怒)」
チャキ
「「「ギイヤァァァァァァァ!!!!」」」
その日の夜は隊士達の悲鳴で絶えなかった。




☆あとがき☆
申し訳ございませんm(_ _)mトシがトシとちゃう…(泣)
てか、トシ寄りのくせに総悟の心とかいろいろ出しちゃってるしo(><;)(;><)o
ホンマウチには才能がなさ過ぎる(泣)まだ長編の方が上手いかも…。いや、んなわけあらへんな、ウン。
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コメント
来たぁァァァァァァァァァァァ‼‼
オモロかったよ‼
次回にも期待www
2010/02/22(月) 19:10 | URL | 腐女子。さん #-[ 編集]
どーも(・ω・)ノ
コメントありがとォォォォォ!!
めっさうれしいっス!!
また来てくださいな(^з^)-☆Chu!!
2010/02/22(月) 23:17 | URL | 空雲星月 #-[ 編集]
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Author:空雲星月
バカな高二になりましたorz
リアルに何も求めることができてない超→二次元っ子です。
MAINは銀魂。最近はBASARA絶賛ド嵌り中!!
LIKE(character)
銀魂→坂田銀時、高杉晋助、土方十四郎、沖田総悟
BASARA→猿飛佐助、伊達政宗、真田幸村、石田三成、片倉小十郎
LIKE(voice actor)
男性→杉田智和、中井和哉、子安武人、森川智之、保志総一郎、森田成一、関智一、...etc
女性→釘宮理恵、能登麻美子、...etc.
感想・夢小説・声優・音楽…etc.
ほぼ100%あっち系の話です。
管理人多忙のため超→亀更新ですm(_ _)m

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